タイトル |
スパムに対抗する新たな手段と課題 |
番号 |
D03-2444 |
原題 |
New Tools and Challenges in the War against Spam |
出典 |
Insights |
著者 |
Thomas M. McKenna |
発行年 |
2003年 |
発行月 |
9月 |
Scan
Monthly No. |
SM007 |
内容 |
eメールは、eコマースやビジネス・コミュニケーションを促進するうえで重要な役割を果たしている。そのため、今日eメールの受信トレイに氾濫しているスパムは、消費者、オンライン小売業者双方にとって問題は深刻化しつつある。
スパマー(スパム送信者)はたった一人で1時間に何万ものeメールメッセージを、ほんのわずかなコストで送信できる。スパムと戦う人々は、ジャンクメールを発見し除去する技術的なソリューションに非常に注目してきた。
技術的なソリューションでもっとも一般的なのはフィルターで、これは勝手に送られてくる大量のメールをスキャンし、スパムの特徴に適合するメッセージを削除したり格納場所を変えたりする。
またソーシャル・ソリューションも数多くある。これには受信を許可するアドレスを登録するホワイトリスト、スパマーのアドレスを登録するブラックリスト、eメール送信者に対し本人確認を要求するチャレンジ/レスポンス方式などがある。いずれもジャンクメールがネットワークに届かないよう手助けすることが主たる目的である。
もっと問題なのが法的なソリューションだ。スパムにはどこまでを違法行為とするか判断しにくい性質があるため、実施が困難になっている。例えば、送信メッセージ毎に料金を払うという案にはいくらか期待が持てそうだが、その前に越えるべき現実的なハードルが多数ある。おそらく人々が管理と柔軟性の適度なバランスを求めるにつれて、ソリューションを組み合わせたものが登場するだろう。
(7ページ)(著者:Thomas M. McKenna) |
キーワード |
広告・宣伝(Advertising)、企業倫理(Business Ethics)、E-コマース(Electronic
Commerce)、情報技術(Information Technology)、インターネット技術(Internet Technologies)、マーケティング(Marketing)、技術動向(Technology
Trends) |
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