タイトル |
バイオエレクトロニクス:生体分子とエレクトロニクスの統合
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番号 |
D03-2448 |
原題 |
Bioelectronics: Integrating Biomolecules
with Electronics |
出典 |
Insights |
著者 |
Andrew Broderick |
発行年 |
2003年 |
発行月 |
10月 |
Scan
Monthly No. |
SM008 |
内容 |
バイオエレクトロニクス分野では、生体分子と電子技術を結びつけて多様な機能製品をつくるための技術開発が進んでいる。生体物質を組み込んだ電子回路の実用化はなかなか進んでおらず、大半はまだ発見・開発段階にある。しかしバイオエレクトロニクスの市場性は、医療分野を筆頭にきわめて有望だ。高機能製品の構成要素として生体分子を利用すれば、バイオセンサーを始めとする認識・検出装置やバイオ燃料電池などの開発が可能になるだろう。後者はグルコースなど体内の物質を利用して埋込型装置の動力源になると期待されている。
またバイオエレクトロニクスを分子電子工学に応用すれば、ゆくゆくはコンピュータ用マイクロチップをナノレベルで高密度化することも可能と考えられる。しかしバイオエレクトロニクスをマスマーケット向けに商業化するためには、長期的な開発体制で臨み多額の資金を投入する覚悟が必要だ。学際的な研究の展開に伴い、これまでにない製造・設計・モデリング手法の開拓も必要になってくるだろう。認可や営業販売を巡る規制動向も要注意である。また埋込型装置や人工義肢用に信頼性の高い動力源を開発しなければならない。
(8ページ)(著者:Andrew Broderick)
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キーワード |
バイオテクノロジー(Biotechnology)、エレクトロニクス技術(Electronics
Technology)、情報技術(Information Technology)、医学研究(Medical Research)、センサー(Sensor)
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