タイトル
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ナノエレクトロニクス開発における課題 |
番号
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D04-2490
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原題
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Challenges in
Nanoelectronics Development
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出典
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Insights
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著者
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Robert
Thomas
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発行年
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2004年
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発行月
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10月
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Scan Monthly No.
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SM020
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内容
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ナノエレクトロニクスでは、物質を100ナノメートル(nm)以下のスケールで操作して有用な電子特質を持つ構造体を作ることが可能になる。ナノエレクトロニクスの商業化は既に始まっており、既存の集積回路(IC)業界では100nmというフィーチャーサイズの達成は目前だが、ナノエレクトロニクスにはまったく新しいナノフォトニックデバイスや真の量子効果を利用する電子部品を包括するもうひとつの分野が存在する。
ナノエレクトロニクスはほぼ全ての産業に影響を及ぼすことになるであろうが、初期においてその影響の多くは高機能の記憶装置やディスプレイ装置などの形で情報技術や家電業界に現れ、将来はポータブル機器がナノエレクトロニクスにより革命的な変化を遂げユビキタス・コンピューティングが実現する可能性がある。
次に、ナノエレクトロニクスは医療、自動車、防衛産業などで使用される超高感度センサ開発につながり、ナノ構造をもつ太陽電池などは太陽光発電の経済性を一変させることになるかも知れない。ナノエレクトロニクスの持つ多大な可能性にもかかわらず、既存の家電分野の機器製造業は充分に確立されているため変化を望まず、この分野の機器供給事業の規模は年間500億ドル程度である。従って、ナノ製造業では当初は(既存事業との)ハイブリッド型取組みが現実的であり、それによりナノエレクトロニクス事業で既存のインフラを活用することも可能になる。(13ページ)(著者:Robert Thomas) |
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